久しぶりの投稿ですが、またまたテレキャスターのお話です。
以前の書き込みで「私も本家Fender社製ではありませんが、1本(!?)持っています」と書きましたが、実はもう一本(計2本)持っています。
なぜ「(!?)」を付けたかというと、息子が岐阜で働くことになった時に"道連れ"で持って行かれたからです。
久しぶりの再会
今年、息子が東京に帰ってきたので再び私の手元に戻ってきました。
これは私がギターの自作を始めて2本目に作ったものです。
主なスペックは
- ボディー:マイティー・マイト社製ライトウェイト・アッシュ 1P(単板!)
- ネック:ノーブランド メイプル
- 指板:貼りメイプル
- ピックアップ:GFS社製シングル・ピックアップ
- ブリッジ・サドル:3Way コンペィセイテッド・サドル(スチール)
- ペグ:GOTOH SD91-MG-HAPM ※マグナム・ロック、高さ調整機能付き
などなど。
電装系のパーツもCRL社のスイッチにSwitch Craft社のジャック、CTS社のポット、Vitamin-Qのコンデンサーなどなど。
フェンダー社公認の交換パーツメーカーであるマイティー・マイト社は既にボディーの販売はしておらず、今となっては非常にレア。
しかも希少種のアッシュ材の単板です。
当時は結構な円高で、海外からパーツを買うのもお手頃だったんですよね。
パーツ代は総額で3万円くらいだったと思います。
にしても
豪華な仕様だなぁ~(笑)
オリジナリティー
見かけはかなり個性的です。
フロントピックアップは金属製のエスカッションを付けて固定し、ピックガードはなし。
どうしてこうしようと思ったかは記憶にないんですけどね。
ネックもYAMAHAのギターのように細めで、弾き心地申し分なし。
手持ちのYGX-121Dから持ち替えても違和感はなく弾けちゃいます(笑)。
サウンド
フロント・リア共にテレキャスター用のシングルコイル・ピックアップなのですが、音が太くしかもノイズが殆どない。
ペーパーオイルコンデンサー(Vitamin-Q)の特性とノイズレスの処理が効いているのかと。
殺人ネック
ゴキゲンなギターなのですが、一つだけ弱点がありました。
それはフレットエッジの処理が甘く、弾いていると・・・
指がスパスパ切れる(驚)
それも出血するほど深く切れるわけではなく、指の表面の皮を薄く。
幾重にも切れるので、指先が気持ち悪いことに。
特に冬場、乾燥して木が収縮すると余計に牙をむき出しにして(笑)。
なので、戻って来てすぐにフレットエッジをヤスリで加工しました。
時間を掛けて丁寧に仕上げたので、指先が切れることは全くなくなり、よりゴキゲンなギターに。
最後に
息子曰く
このギターだけあれば十分!
と。
ギターって価格が高いから良いわけじゃないし、結局は相性だなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿