完全保存版の文字にも魅かれ、近所の書店数件に巡ったのですが、どこも売り切れ（涙）。
ふと「楽器屋さんなら有るかも・・」と思い、錦糸町の島村楽器さんへ行ったら数冊が積んであって、難なく入手～（笑）。
特集の内容はミュージシャンや評論家、雑誌編集者などの音楽関係者500人が選んだ日本人ギタリストのランキング。
選考方法もきちんと明記されていることも好感が持てました。
※良ーく読んでみると、若干「んん？」と思ったところがありますがそれは後ほど。
ランキングを見ていくと、「この人知らないなぁ」とか「この人がこの順位なの？」というのが多々あって、面白かったですね。
またその人に投票した方のコメントなども大量に載っていて読み応え十分。
私も好きなギタリストや影響を受けたギタリストは何人かいますが、やっぱり一位はCharさんだと思うので、十分納得できる結果です。
デビュー当時から全て聞いているわけではないですが、ロックだけでなくブルースからフュージョンぽいものまでジャンルレスですし、フレージングも引き込まれるものが多いですね。
ソロデビュー当時の「SMOKY」、「闘牛士」、「熱視線」なんかは今聞いても全然色褪せてないですし、「LET IT BLOW」なんか超カッコイイしなぁ（笑）
さて、少し「んん？」と思ったことを。
まず、ランキングに今の旬なバンドのギタリストがほとんど入ってません。
「偉大な」と付いているので昔のギタリストが選ばれるのはしょうがないのかも知れないですが・・・んー、なんかすっきりしない。
投票された方のコメントを見ると、「偉大な」の定義が良く分からないというか、解釈が皆さんバラバラ。
テクニカルなことで選んでいる方もいれば、「ギターを始めるきっかけになった～」ということで選んでいる方も（笑）。
あとは、投票に参加した500人はどう決めたのか？
「現役のギタリスト500人が選ぶ！」とかいうと説得力があるのですが、メジャーなギタリストだけではなく、インディーズ（違ったらごめんなさい）と思しき方や、更には一部の音楽評論家の方まで。
さすがにインディーズ・メジャー問わず、全てのギタリストに参加を呼び掛けたとは思えないので・・・どうやって決めたの？。
まー、色々書きましたが、非常に面白い企画だったと思います。
永久保存版の記載に偽りなしです！
まだご覧になっていない方は、ぜひ手に取て見てください。
ちなみに一位になったチャーさんのアルバムで、今私の手元にあるのは写真の5枚です。
どのアルバムもコンセプトがはっきりしていて聞き飽きないですし、名盤です。
こちらは企画物のアルバム（リミックス集）で、Charさんのヒット曲を人気リキミサーのGOMIさん、Chokkakuさん、井出靖さんらが存分に腕を奮って料理したものです（笑）。
特に私のお気に入りはGOMIさんの「LET IT BLOW」です。
一言で言うと
「こんなカッコイイHOUSEナンバーになるんだー！」｡
「やっぱりGOMIさんは凄すぎ！」。
もしどこかで見かけたら、ぜひお買い求め下さい。
あとクラブ系のDJの方、このディスクは使えますよ～（笑）。
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