釣具で意外と入手が難しいのが竿袋やロッドケース。
定番のサイズ・規格であればそれなりに買えるのですが、ちょっと特殊なサイズだとまずありません。
竿袋などはオーダーメードで作ってくれる所もあるのですが、値段も張りますし時間も掛かります。
先日、中古で購入したロッドは5ピースという特殊な仕様で、竿袋もロッドケースも付属していませんでした。
このままだと持ち運びも出来ないので、「お気軽な」ロッドケースを自作しました。
なぜ「お手軽」ではなく「お気軽」かというと、あっという間に作れるからです(笑)。
材料もホームセンターなどで簡単に入手できるものばかりで、製作時間も最短30分程度。
必要なものは
材料は
- 大判のポスターなどを入れるキャップ付きの紙パイプ
- 布カラーテープ
- スポンジなどのシート材
- ラッカー(必要な場合)
です。
工具としては
- カッターもしくは糸鋸切りなど
- 接着剤
たったこれだけ(笑)。
ロッドケースの自作に関してはネットにも多くの記事がありますが、その多くが塩ビ管(水道管)や特殊な加工をして強度を増した紙管(ボイド管)を使ったモノがほとんどです。
確かにこれらのパイプは強度があるのですが、その分非常に重たく私のような電車釣行には向きません。
どちらかというと車のトランクに収容するとか、飛行機に乗る際に貨物室に預けるなどに向いています。
今回は手持ちが目的ですから、強度はそこそこだけど軽い紙パイプを使っています。
製作方法
まずロッドの仕舞寸法に合わせて切る位置を決めます。
この時に前後のキャップ部分にスポンジをはめ込むので、その分の長さも考慮して決めます。
切る位置を決めたら、マーキングしてカットします。
この時に使うのはカッターでも良いのですが、私は糸鋸切りで切りました。
次にキャップの塗装ですが、これは外観に拘らなければ不要です。
私は黒いテープを巻くので、キャップもラッカースプレーで黒く塗装しました。
塗装が乾いたら、キャップの内側にスポンジシートを接着剤で貼り付けます
紙パイプの商品によって多少違うかも知れないので、よく確認してキャップに合うように切り抜きます。
さて、いよいよメイン作業。
強度アップと簡易な防水のために布カラーテープを巻き付けます。
この作業のポイントです。
先頭から斜めに重ねながら巻いていくのですが進むごとに少しずつズレてきます。
そうなったら思い切って一旦テープを切りましょう。
テープを巻き終わったら、底のキャップを接着剤で取り付けます。
接着剤が固まればほぼ完成!
あとはステッカーを貼ってデコるとかして、お気に入りに仕上げます。
ちなみにこの状態で直接ロッドを入れると、ケース内で暴れるので一工夫が必要です。
私はプチプチを袋状にして入れてあります。
どうです?
簡単でしょ(笑)。
釣竿を多くお持ちの方は、室内での小分け用にもおススメです。
0 件のコメント:
コメントを投稿