2020年4月26日日曜日

#stayhome でヘッドホンの修理 - Headphone repair during #stayhome


先の見えない新型コロナ肺炎の拡大。

そのため「不要不急の外出の自粛」ということで家にいる時間が多い今日この頃。

その時間を使って傷んでいたヘッドホンを修理しました。

モノはTechnics(Panasonic)の

RP-DJ1200

今から20年くらい前に購入したもの。

当時は「DJ全員が使っている」と言われるほどの名機で、私も“なんちゃってDJ”だったので使用していました(笑)。

実はこの前にも同じものを使っていて、故障したので新品を再度購入したほどのお気に入り。

ちなみに今でも中古の綺麗なものは、かなりの高値で取引されています。

故障箇所は

この製品に限らずヘッドホンの宿命が、イヤーパッド(耳当て)とヘッドパッド(ヘッドバンドのクッション部分)の傷みです。

材質上、経年劣化でどんどんボロボロになってきます。

イヤーパッドはボロボロになりすぎて既に外したのですが、ヘッドパッドも写真のようにかなりボロボロ。

以前は交換用部品として販売もされていたのですが、当然今は売ってません。
そこで自力で修理しようと思い、ネットで調べました。

準備したもの

イヤーパッドは先に書いたように純正パーツは既にありませんが、互換パーツや他のヘッドホンでも使える共通パーツが多く売られています。

私はAmazonでこの機種で実績のあるものを購入。

問題はヘッドパッド。

こちらは互換性のあるパーツは売られてません。

ネットを見ると、革の端切れを買ってきて自分で縫って作っている人がほとんど。
さすがにそこまでする気はありませんし、道具とかも揃えなきゃいけない。

そうしたら

100円ショップの手芸用合皮と接着剤で作った

というのを発見!

「これならイケる!」と早速購入し、準備完了。

手順

まずイヤーパッド。

写真のように本体にある溝を拡げて中にパッドの縁を差し込み、挟んで固定します。
今回買ったパッドには溝を拡げる簡単なツールが付いていました。

作業はちょっとしたコツはいるのですが、慣れると楽。

次にヘッドパッド。

こっちは今のパッドを外して、合皮の端切れを切って巻いて接着という手順です。

まず革の部分が左右の部品の中まで入っているので、部品を外して古い革を外します。

革の下にはクッションのスポンジが入っているので、それを傷つけないように革を切って外します。

次に合皮の端切れをカットして巻くのですが、これが手こずりました。

ヘッドバンドがアーチ型になっているため、カットする形をうまく考えないと上と下とでダブつきやヨレ、シワが発生して綺麗に仕上がりません。

結局、黒色をダメにしてしまい、青色でなんとか完成。

結果

仕上がりは普通に使う分には問題がありませんが、ちょっと汚い(涙)。

あと、やってて発見したのは

接着剤ではなく両面テープを使うと綺麗で簡単!

ということ。
なので、ちょっと手直しも考えています。

作業が完了したこいつで久しぶりに音楽を聴いてみましたが、着けた感触で昔の思い出が蘇りました。

「そうそう、この耳の感じ!」って(笑)。
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