2018年2月26日月曜日

北海道弁を考える(笑)- Consideration of Hokkaido dialect.

前回に引き続きカーリング女子の言葉がらみのネタです。

早くも流行語大賞の噂もちらほらの「そだねー」ですが、前回も書いたようにこれは方言ではないと思っています。
※標準語の「そうだねー」の短縮語なので。

単純にイントネーション(訛り)が皆さんに新鮮に聞こえたのではと思っているので、流行語というとちょっと違うかなと。
それにしてもこれだけ北海道の言葉が注目を浴びるのは珍しく、流石メディアの影響はすごいなぁ。

さて、カミさんと北海道弁について話した時に、有名な「なまら」のことになりました。

「なまら」とは「すごく」「はげしく」とかの意味です。
「なまら、美味い!」というように使いますが、よく言われるのが「北海道の人って”なまら”って言うよね」と。
※「秘密のケンミンSHOW」などでも時々出てきますよね。

実は私、18歳まで知らなかったんですよ、この言葉(笑)。
私の地元の稚内市(道北)ではほとんど使っている人がいませんでしたし、カミさんの地元の登別市(道央)でも少なかったと。

私がこの言葉を知ったのは、地元を離れて北海道各地から人が集まった学校へ行ってからで、この「なまら」を使っていたのが松前町(道南)と広尾町(道東)の出身者でした。
正直、初めて聞いた時に意味が分からなかったです(笑)。

地元に帰ると自然に北海道弁が出るのですが、この「なまら」は絶対に出ません(笑)。
※子供の頃から使っていないので、DNAに記憶されていない?

北海道弁といっても地域によって結構違います。
元々先祖は日本中から開拓や移住に来た人たちがほとんどなので、その人たちの方言に大きく影響を受けてると思います。
※例えば「しばれる」(寒い)は東北の方言ですし、「めんこい」(かわいい)もそうかな。

私も東京に来た頃は気を遣って「標準語で話そう!」としていたのですが、ちょっと気を抜くと北海道弁が出ることがありました。
周りの人に「そのごみ、なげよう」と言って「え、これごみですよ?どっち方向に投げますか?」とか言われ(笑)。
※「なげて」は捨ててという意味です。

で、個人的にインパクトMAXの方言は「バアバリ」です。
これはコートや雨合羽などの上着のことですが、語源はあのイギリスのブランド「バーバリー」です!
子供の頃よく「バアバリ着ないと寒いよ!」と言われたのを覚えています。
※決してコートが高級なバーバリーブランドだった訳ではありません(笑)。
 普通の子供用の黄色いビニール雨合羽。

これって絶対に我が家だけでなく、北海道弁だと思うのですが・・・(笑)。
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