2022年8月20日土曜日

蜜蝋とギターの密な関係 - Beeswax cream and guitar

楽器、特にギター業界で一昨年くらい前からヒットしている商品があります。

それが蜜蝋クリームです。

主にギターやベースのフレットボード(指版)のメンテナンス用として使いますが、専用を謳う商品まで登場しました。

私も遅ればせながら、ギターのメンテナンスに合わせて入手し使ってみました。

蜜蝋ワックスとは

蜜蝋ワックスとは、蜜蝋に天然由来のホホバオイルや亜麻仁油などを調合して半固形状にしたものです。

用途は主に木工製品の食器や革製品の保護に使います。
全て天然由来の成分なので、口に入っても大丈夫ってことですね。

そもそも

「蜜蝋ってなに?」

主成分の蜜蝋は、簡単に言うと蜂の巣を構成する物質です、以上(笑)。

元々楽器のメンテナンスには使われていたらしいのですが、なぜ急にヒットしたのかというとギター専用として販売するメーカーが現れ、楽器店などでも簡単に入手できるようになったからです。

そのメーカーが

ねこだまり工房

です。

YouTubeにもこのメーカーと商品を扱った動画がたくさんありますので、お暇な時に検索してみてください。

使ってみました

先ず、前提として使える木材の種類とフィニッシュが決まっています。

  1. ローズウッド、エボニー、ハカランダ、ブビンガなどの赤~黒系の指板
  2. 無塗装、オイルフィニッシュなど

先ず1ですが、これらの木材を使った指板は基本として塗装されておらず、定期的な保湿が必要です。
保湿を怠ると、最悪の場合はひび割れなどが起きます。

無塗装の指板だと木目に刷り込むことが出来ます。

また2は、当然ですが既に塗装をされていると木目に刷り込めず、意味がありません。

塗装がされていなければ色々な木材に使えます。

さて、私が購入したのがこちらです。

使用方法は以下の流れです。

  • レモンオイルもしくはオレンジオイルを指板に塗る
  • ウエスやペーパータオルで汚れを拭き取る

ここまでが今までの指板のクリーニング方法ですね。
今回はさらに蜜蝋ワックスを塗ります。

写真のようになっていて、固さはカーワックスと同じ感じです。

  • 蜜蝋ワックスを指もしくはウェスで指板に塗る
  • 10分程度待ってからウエスもしくはペーパータオルで軽くふき取る

これでOKです。

効果は

写真のポジションマークがついている左側が塗った部分、右側のポジションマークが無い方が塗っていない部分です。

ちょっと見づらいかもしれませんが、明らかに色合いが違います。
ポジションマークの方が黒っぽくて「しっとり」と見えます。

今までは汚れを拭き取るためのオイルのみを使用していましたが、塗っても直ぐに揮発していました。
ところが蜜蝋ワックスは揮発性はないので長持ちします。

あとはチョーキングなどをすると、明らかに

弦滑りの良さ

を実感できます。

おまけ

今回は指板のメンテナンスに併せて弦も交換しました。

今回はダダリオのNYXL0942です。

初めて使う弦ですが、音は同じダダリオのスタンダード弦であるEXLに比べてミッドレンジが力強い気がします。

もう少し安かったら常用弦に格上げなんだけどなぁ(笑)。

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