2021年2月23日火曜日

二回目の朝霞ガーデンへ - Second fishing at ASAKA GARDEN.


2021年2月22日に朝霞ガーデンへ行って来ました。

昨年の8月に行って以来、二回目となります。

今回の目的は以前に作ったグラスロッドに魂を入れることと、新たに購入したシンクティップラインの感触を確かめるためです。

朝霞ガーデンの特徴

フライ専用池でしか釣りをしていませんが、ここの特徴は

  • 水質が良く、魚がはっきりと確認できる
  • 魚の平均サイズが大きい

北海道の10Poundほどではないですが、ここの環境を考えると水質も平均サイズも上々だと思います。

あと「朝霞ガーデンは釣れない」ということを目にすることもあります。
それは事実ですが真実ではありません。
確かに爆釣できないですが、魚の数が少ないわけではありません。

ここの魚が賢いのです

昨日もフライと魚の動きを見ていたのですが、ここの魚は簡単にフライを見破ります。
思うにフライに興味を示さなくとも水中のエサ(多分ユスリカの類)が豊富なのかなと。

あとは水がクリーンなので、魚から釣り人が見える、影が映るのもあるかも知れません。

当日の状況


事前の天気予報で気温が5月並みの22度前後になるという行楽日和。
しかも休日の谷間ということもあり、私と同様に休暇で連休にして来る方も多いかなと予想していました。

朝7:30頃到着して受付を済ませ、フライ専用池に向かうと釣り人は10人くらいと意外に少なく余裕がありました。
しかし良さそうなポイントは(常連と思わしき人たちで)埋まっているので空いている端の場所から開始。

実釣レポート


開始直後は魚も上ずっていてかなりのライズが見られました。
ミッジ(ユスリカ)のハッチもかなりあり、明らかに水面・水面直下で捕食。

本来ならフローティングラインで小さめのフライを使って水面直下を攻めるべきなのですが、バカな私は

シンクティップラインの感触を確かめながら爆釣だ!

沈めてしまいまして・・・(笑)。
当然ながら釣れません。
アタリは時々あるのですがフッキングせず。

そんなことをやっていて気がついたら2時間経過(涙)。

ここでようやくラインをフローティングラインに、フライを小さめのソフトハックルに交換。

アタリの数も増えた何投目かでようやくヒットしたのは、40cmくらいのニジマス。

「デカイ!」

とにかくパワフルで寄せられる気が全くしない。
しかも竿は7ftで3/4wtのペナペナのグラスロッド。
20cmくらいのヤマメにちょうど良い竿なので

完全に竿が負けている

寄せては引かれを3分くらい・・・外れました(涙)。

その後は場所を移動して向かい側の水の流入口近くに。
この頃には釣り人もどんどん増えて大入り満員。
なんと場所が空くのを待つ人まで現れ(驚)。

ライズは減りましたが相変わらず魚の多くは表層近くにいて何かを捕食しているのが見えます。
そこで#18のミッジピューパを流入水の流れの中へクロスで投げてそのままダウンクロスまでナチュラルドリフト。
そして隣の人のギリギリでラインにテンションを掛けてスイング。

これが大当たりで3連続ヒット。

そうこうしているうちに6時間コースは終了。

釣果


11匹でした。

最初の2時間を無駄にしたので1時間当たり2〜3匹ですね。

後半は良かったのでまあまあだと思います。
ロッドがいつものやつだったら倍は行けたかなぁ。

定置網フライマン

どこの管理釣り場に行っても多いのが、インジケーター&マラブーフライのフライマン。

目の前にポチャっと投げて、フライに興味を持って口を使う魚や回遊してくる魚を黙って待つ。
正に定置網の漁法。

そう、これは釣法ではなく漁法です

私は定置網フライマンと呼んでいますが、昨日も多くの定置網フライマンがいました。

特に朝霞ガーデンは魚が大きく、しかも持ち帰りの尾数制限がないのでほとんどの人が大量に持ち帰ります。

もうスポーツではなく漁に来ている感覚。

人が先に投げたところへ平気で投げ、そのままずっとインジケーターを浮かべているので次に投げられないというマナーの悪さ。

いい加減にこの釣り方を制限しないとダメではと思っています。

もしくは完全キャッチアンドリリースにするか。
定置網フライマンたちは持ち帰りできなくなった途端に激減するはず。

それにしても重たいフライと大きいインジケーターをうまくキャストできず、体にラインやリーダーが巻きついてクルクルしている人多かったなぁ(笑)。

今回の収穫


釣果は少なかったですが得るものは多かったです。
  1. グラスのショートロッドではポンド型管理釣り場は厳しい
  2. 自然渓流も管理釣り場も理屈は同じ
  3. 期待しないフライほど釣れる

1はちょっと大きめの魚はコントロールできないことがわかりました。
昨日は40cm近いのを3回ヒットしたのですが、全てやり取り中にフックが外れ(涙)。
やはり長い方く張りのあるロッドの方が魚とやり取りするにも有利。
なので9FTで今よりも少しパワフルな4〜5WTロッドの製作を検討中です。

2はどこにいても魚は魚だということ。
現場の様子に目を凝らせば、釣れるヒントが見つかるのはどこでも同じ。
魚が求めているフライ、流し方をすれば釣れるのになぁと。

3は写真のフライ。
秘密のマテリアルをボディーに使ったフライですが、なんとなく巻いたもの。
昨日は魚を数匹引き出してくれました。
まー、世の中こんなもんですね。

2 件のコメント:
宮田 智一 さんのコメント...

スイングの釣りですね。
次回は、wetでいかがでしょうか。

Mayfly さんのコメント...

こっちに来て沈める釣りを覚えました。
ソフトハックルもここ2年前くらいからです。
wetはやってみたいですね。
フライが巻けるかという大問題はありますが😂