12月17日に今年の納竿となるであろう釣りに行ってきました。
場所は前回と同じFISHING CLUB JOY VALLEYです。
平日で、しかも今までで最も早い7:30頃から開始できるように出発したので「そこそこ釣れるだろう」と高を括っていましたが、色んな意味で厳しい釣りになりました。
コンディション
関東地方はこの週になってから寒さが増し、到着時の釣り場はなんと
気温マイナス2度!
地面には霜が下りていて土はカチカチ。
枯葉も白くなり水面には「けあらし」が起きていました。
※「けあらし」とは水温よりも気温の方が低いために発生する霧
予想はしていたのでそれなりに防寒はしていたのですが、それでも寒い。
上半身はまだマシなのですが下半身、特に足元から冷気が。
底冷えとは正にこのことでした。
あとは指先。
釣りの都合上、指先が出る手袋なので水に触れたり水滴が付くためジンジンしていました。
※ガイドも凍りつくほどで、マジで凍傷になるのではと。
しかも日陰に入ったためになおさら暖まらず(涙)。
ちなみにこの寒さでビデオ撮影は諦めました。
釣果
こんな状況なのですが釣り人の数は多く、しかも私たちが開始してからも次々と来て結構な混みように。
実釣は久しぶりに一投目からヒット!
これは幸先が良いと喜んでいたら次もヒットとし、一緒に行った師匠とも「やっぱり朝は釣れますね〜」なんて話していたのですが徐々にアタリも遠のき始め(涙)。
朝の活性が高い時は「クックックッ」という早くて短い間隔の連続リトリーブで釣れていたのですが、アタリが遠のいてからはゆっくり引いてちょっとポーズ(フォール)させてまたゆっくり引くという「スー・・・スー・・・」というリトリーブが有効でした。
最終的には
5時間やって29匹
1時間あたりで約6匹ですが、この釣り人の数とフライフィッシングの手返しを考えるとまあまあだったかなと思います。
不思議な出来事
アタリがあってフッキングさせると、フックのアイの結び目がすっぽ抜けることが5回ほど連続しました。
アワセ切れなら分かるのですが、ティペットを見ると切れてはいなくて明らかに結び目がほどけている。
結んだ時にはしっかりと結束していることを確認しているのに「なぜだろう?」と考えていて原因が判明。
それは前日にたっぷりと手袋にスプレーした
フッ素の防水剤
でした。
ロッドを振っていて感じ始めたのがコルクグリップの滑り。
最初は大丈夫だったのですが、段々とヌルヌルに。
「なんでこんなに滑るんだ?」とグリップを見たら、本来は水を吸収するはずのコルクが完全に水を弾いている(驚)。
少しずつ手袋が濡れ始めて防水剤が染み出していたんですね。
その防水剤が付着した指先でフライを結び、しかもナイロンティペットは水分を吸収するので水中で結び目はヌルヌル状態になったのだろうと。
皆さん釣りの時の
手袋に防水スプレーは要注意
です。
今回の新兵器
今回は新たに「ティペットリング」を使ってみました。
使った感想はティペットの交換が楽になり、またリーダーが短くならないので使い勝手が良いです。
実はこの商品、フライフィッシングメーカーが「ティペットリング」として販売しているものではなく、普通の小物釣り用の「丸カン」といわれるものですが、製品としては同様のもの。
フライフィッシングメーカーの最小サイズよりも更に小さい上に、入数も多くて値段も安いと良いことづくめ。
消耗品は安いに限る(笑)。
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