先日11月5日に久しぶりに釣りへ行ってきました。
場所はお馴染みの千葉県芝山町にあるFISHING CLUB JOYVALLEYです。
前回10月の釣行では5時間で2匹という散々な結果だったので、今回は色々と策を練り準備して向かいました。
「JOYVALLEYはなかなか釣れない」という方もいると思いますが、読んでいただけると少しは参考になるかなと。
釣果
今回は8:00から16:00までの8時間コースだったのですがキャッチしたのは
70匹!
策が功を奏したのか前回に比べて大幅なアップでした。
今までの最高は5時間で52匹でしたので数だけでいうと記録更新。
時間当たりでいうとちょっと足りずでしたが(涙)。
なお当日の模様はYouTubeにアップしていますので、併せてご覧いただけると嬉しいです。
当日のタックル
基本的にいつもと同じですが、今回はリーダーを変更しました。
- ロッド:9FT 4WT
- ライン:WF4F ニンフテーパー
- リーダー:エラスティック・ショックバット・リーダーもどき 45cm(自作)
- ティペット:ナイロン5X 150cm + ナイロン6X 100cm
です。
対策1-アワセ切れ
ポンド型の釣り場でずっと悩まされてきたのがアワセ切れです。
ヒットしてもアワセた瞬間に「プチっ」と切れるのが一日に4、5回はあって悩んでいました。
今までもリーダとティペットをフロロに変えたりノットを変えたりしたのですが、あまり改善されず。
そこで今回は某フィッシングメーカーが販売している伸びるリーダー、エラスティック・ショックバット・リーダーを真似たものを自作して使用してみました。
材料は手芸店でアクセサリー製作用に販売されているゴム糸です。
これを好きな流さに切って両端にループを作り、スレッドで巻き留めて瞬間接着剤でコーティングして完成。
※ちなみに私は本家を参考にして全長45cmとし、ループ分の長さも考慮して49cmくらいでカットして作りました。
材料のゴム糸は長さや太さ、色のバラエティも豊富なので好みのものが作れます。
完成した時にはあまりにも伸びるので「本当にこれでフッキングするの?」疑心暗鬼でしたが、実釣では問題なし。
しかも今回の
アワセ切れは0!
6Xという細いティペットを使っていても全く不安はありませんでした。
ただしこの素材はかなり伸びるので、そのアタリも独特です。
普通のリーダなら「ゴン!」「クク!」とくるのが「グニューン」って感じ。
また強くアワセないと確実にフッキングしません。
※強くアワセても切れないんで。
アタリの感覚に慣れるまではちょっと時間がかかりそうですが、効果は抜群です。
対策2-チラッと見せる
フライのボディーの一部にケイムラ素材を加えてタイイングしました。
ケイムラとは海釣りなどでは昔から使われていますが、フライの世界でもここ数年ブームになっているUV素材のことです。
UV素材は紫外線を浴びると発光します。
紫外線は濁っている水中にも届くので、濁りが酷くても魚にアピールすることが出来ます。
※ただしヒカリモノは飽きられやすいので、フライローテーションを考えないといけませんが。
ヒットフライ
今回の活躍したメンバーを紹介します。
私はこれらのフライを闇雲にではなく、状況を見ながら交換しています。
- ビーズヘッド・マラブー
管理釣り場で使用される代表的なフライですね。
今回は色のバリエーションを増やし、ボディー材もマラブーのものとスピードファイバーのものの2パターンを用意しました。
反応が悪くなったら、色を変えるというよりもパターンを変えながら使用しました。 - マラブー・バグ
名フライ「ジャパニーズ・バグ」のマラブーボディー版です。
ヘッドのビーズはプラスティックなので重量は軽く、主に水面直下で使用しました。 - ビーズヘッド・フェザントテール・ニンフ
カーブドフックに巻いたフェザントテール・ニンフです。
ある程度沈めて、ゆっくり水面に浮き上がるようなリトリーブが効果的でした。 - クロス・オーストリッチ
言わずと知れた有名なパターンですね。
15時から16時の1時間、このフライ1つで12匹をキャッチしました。
ネットイン寸前でバレたものや、アタリがあったものを含めると20匹くらいヒットしてます。
キャストして2〜3秒待ってから小刻みに早くリトリーブをすると確実にアタリが。
最後に
この日、他にフライフィッシングをやっていたのは4名ほどでしたが
重たいフライ+インジケーター(ウキ)
でやっている人がほとんどで、あまり釣れていませんでした。
ネットやYouTubeの影響か、目の前に「ポチャン」と投げてウキが沈むのをただ待っているという方が多いですね。
管理釣り場で道具をレンタルしてもこのセットで貸し出すところも多いですが、私は釣果にムラが多いですし非効率だと思っています。
そしてなにより残念なのは、フライフィッシングの魅力である
キャスティングや魚との“会話”が失われる
ことです。
水や魚、虫の状況を見てフライボックスから「これだ!」と思うフライを選び、狙ったところにキャストしてリトリーブで魚を誘う。
結果が思わしくなくても「よし、次はこうしてみよう」と感じるのが釣りの醍醐味だと思います。
これから「管理釣り場でフライフィッシングをやってみよう」と思っている方、先ずは色々な種類のフライを知って揃え、ある程度のキャスティングは出来るようになった方が良いと思います。
*キャスティングを教えてくれる釣具屋さんもありますし。
結果として釣果もついてきますよ、絶対!
2 件のコメント:
ドライフライ専門ですが、来シーズンへの参考にさせていただきます。
処で熊対策はしていますか。来シーズンはスプレーを準備しようと考えています。
クマ避け対策はしていません。
こっちでは熊の居そうなところに釣りに行くことがないので。
でも「熊鈴」は欲しいと思っています。
北海道に帰った時に、ホームセンターで普通に売っているのにはビックリしました。
スプレー、イイですね。
ちょっとお高いですが・・・。
実は熊スプレーの代替えって自作できないかと密かに考えたこともありました(笑)。
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