在宅勤務継続中のおかげで通勤時間が無くなり、趣味に充てることができる時間が増えています。
本当は釣り関連の作業(釣竿作りとかフライタイイング)をやりたいんですが、どうにもモチベーションが上がらず。
なのでもう一つの趣味の音楽制作を、iPadをメイン機材としてやっています。
なぜiPadなのか
iPadはPCのように電源を入れてからシステムが立ち上がるまでの時間がほぼありません。この機動力が最大の魅力。
PCだとシステムの起動が終わるまでの間にテレビを観てしまい、場合によっては「これ観終わってからにしようかなぁ」なんてことも。
iPadだと思いついたら(誘惑に負けず)直ぐに作業開始!
あと今は意外にアプリが充実しています。
昔のようにお遊び程度のアプリではなく、作品として十分納得のいくものが作れるものもあります。
最終仕上げはPCでするにしても、ラフなサウンドスケッチを作るには十分すぎる環境です。
贅沢な悩み
写真は私のiPadにインストールしている音楽関係のアプリで、基本的には無償アプリ(セコい!)が多いです。無償アプリの多くは機能制限があるので、使ってみて「もう少し機能が有れば」と思った場合に購入することにしています。
また期間限定でセール(時には0円!)が行われるので、その時に購入しているものもあります。
アプリはシンセサイザーなどの音源やエフェクターの類が多いですが、一番の悩みがメインのDAWホストアプリ。
ホストアプリというのは録音からミキシング、マスタリングまでをこなす音楽制作の中心となるものです。
私がインストールしているのは
- GarageBand
- Zenbeats
- Gadget Le
- BandLab
ちなみ有償アプリだと、
- Cubasis3
- BeatMaker 3
- FL Studio Mobile
- NanoStudio 2
でも音楽関係のアプリって結構高いんですよね(涙)。
GarageBand [Apple]
ご存じアップル社純正の無料アプリ。初心者向けでIOS版だけでなくMacOS版もあるので、iPadやMacを購入後にこれで音楽制作を始めた方も多いはず。
ループ音源やソフトウェア音源が無償で定期的に追加されるのもユーザー思いですね。
ところがこのアプリはUIが独特なのと、機能的にかなり制限が多い。
ところがこのアプリはUIが独特なのと、機能的にかなり制限が多い。
一番のネックは
マスタリング(最終仕上げ)が出来ない
こと。
個人や仲間内だけで楽しむには良いですが、SoundCloudとかYouTubeとかで公開するにはちょっと厳しい。
じゃあPCとか他のDAWソフトでマスタリングを行おうと思うと、
トラック単位の音源の書き出しが出来ない
という致命傷が。
書き出しができるのは完成曲としてか、あとはGarageBandプロジェクト形式のみ。
※実は裏技的にやる方法はありますが、無茶苦茶手間が掛かります。
GarageBandプロジェクト形式で書き出すと、Mac版のGarageBandやLogicというアップル社のより上位のDAWソフトで加工やらマスタリングが可能となりますが、この辺は
明らかにユーザの囲い込みが感じられて・・・嫌な感じ
他にも
MIDIファイルの書き出しが出来ない
など、とにかく制限が多い。
このGarageBandで一曲作ってさらにもう一曲制作中でしたが、途中で断念しました(涙)。
Zenbeats [Roland]
ローランド社が久しぶりにリリースしたDAWアプリ。しかもMac、Windows、IOS、Androidのマルチプラットフォーム対応という凄さ。
機能制限版は無償で、その機能制限を解除するには通常で$14.99かかるのですが、新型コロナに伴う外出自粛中の音楽活動支援ということで、2020年7月10日現在でも
無料で制限解除が可能
となっています。
※IOS/Androi版のみで終了時期は未定
ちなみに私も制限解除済みです。
こちらはGarageBandと違って
一応はマスタリングまで可能
ですし、
トラック単位での音源の書き出しやMIDIファイルの読み込みも可能
です。
ただし
内蔵音源のUIがイマイチ
なんですよね。
シンプルというかチープというか。
※この辺は好みの問題ですが(笑)。
あと
標準装備の音源もちょっとバリエーションが少なく
EDMとか今風のビートメイキング用の似たようなのばかり。
あとは操作説明書がなく英語のチュートリアルビデオしかないので、手探りで使用方法を覚えている感じです。
Gadget Le [KORG]
コルグ社の人気のDAWアプリです。
IOS版の他にMac版と変わり種としてNINTENDO SWITCH版があります。
※家庭用ゲーム機で音楽制作って凄い時代(驚)。
機能的にはzenbeatsとほぼ同様で、更には
MIDIファイルの書き出しも可能
ですし、
SoundCloudへ直接アップロードが可能
です。
音源のUIもビジュアルで非常にわかりやすく良いのですが、有償版の価格が4千円以上でしかも
無償版だと機能が限定され過ぎてて購入の判断がしづらい
んですよ(涙)。
あと致命的なのは、有償版でも
外部プラグインの対応している仕様が少ない
内蔵のエフェクタや音源が良ければ別に外部プラグインに頼る必要はないんですけど、使えないよりは使えた方がいい。
あとバッテリーを結構食うって話もネットにありました。
ベースはChromeブラウザ専用のWebアプリで、PCやMacからはChromeブラウザ上で操作します。
※家庭用ゲーム機で音楽制作って凄い時代(驚)。
機能的にはzenbeatsとほぼ同様で、更には
MIDIファイルの書き出しも可能
ですし、
SoundCloudへ直接アップロードが可能
です。
音源のUIもビジュアルで非常にわかりやすく良いのですが、有償版の価格が4千円以上でしかも
無償版だと機能が限定され過ぎてて購入の判断がしづらい
んですよ(涙)。
あと致命的なのは、有償版でも
外部プラグインの対応している仕様が少ない
内蔵のエフェクタや音源が良ければ別に外部プラグインに頼る必要はないんですけど、使えないよりは使えた方がいい。
あとバッテリーを結構食うって話もネットにありました。
BandLab [BandLab]
これはちょっと異質なアプリです。ベースはChromeブラウザ専用のWebアプリで、PCやMacからはChromeブラウザ上で操作します。
ブラウザで音楽制作ができるってすごいですよね。
IOS/Android版はその機能を専用アプリにしたものです。
こちらは完全無償でしかもBandLab自体がSoundCloudと同様の音楽コミュニティになっていますので、そちらへ直接アップロードして公開することも可能です。
ループ音源もソフト音源も豊富ですが、あまり細かな音作りは出来ません。
またこれも
マスタリングはできない
です。
ただしステム(トラック単位の音源)での書き出しは標準機能としてあるので、他のアプリで最終仕上げをすることは可能です。
ちなみこれを使って一曲作ってみましたが、最終仕上げはPC版のWAVEFORMで行いました。
Zenbeats
をメインに使っています。
でも使い込んでみると、実はコイツも出来はそれほど良くありません(笑)。
それでは続きは次回。
こちらは完全無償でしかもBandLab自体がSoundCloudと同様の音楽コミュニティになっていますので、そちらへ直接アップロードして公開することも可能です。
ループ音源もソフト音源も豊富ですが、あまり細かな音作りは出来ません。
またこれも
マスタリングはできない
です。
ただしステム(トラック単位の音源)での書き出しは標準機能としてあるので、他のアプリで最終仕上げをすることは可能です。
ちなみこれを使って一曲作ってみましたが、最終仕上げはPC版のWAVEFORMで行いました。
結論
各アプリを実際に使ってみた結果、今のところはZenbeats
をメインに使っています。
でも使い込んでみると、実はコイツも出来はそれほど良くありません(笑)。
それでは続きは次回。
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