2019年5月2日木曜日

久しぶりのフライ・ロッド作成(その1) - Fiberglass Fly Rod Building (part1)

GW10連休。

特に決まった予定はないので、久しぶりに釣り竿でも作ろうかと思い、パーツ探しにネットをウロウロ。

で、PCの画面を見ていて頭に浮かびました。
「そういえば買ったまま手を付けていないブランクがあったような・・・」と。

忘れられていたブランク

曖昧な記憶のまま物置を探すと出てきました。
素材がグラスファイバーで、国内工場で生産されたってこと以外は全く覚えていない3ピースのブランク。
※フライロッド用かルアーロッド用かも覚えてなく。

長さを測ると210cm(7ft)。
この長さだと間違いなくフライロッド用。

繋いで振ってみた感じでは、ライン番手は#3くらい。
梱包されていたチューブ(なんとこれもグラスファイバー製)の中を見ると、スペックが書かれたメモを発見。
やはり7ftでライン番手は#3/#4でした。

一般的な釣り竿は表面を研磨してツルツルにしてから塗装をしていますが、このブランクは昔の釣り竿に多かった「アンサンド」という表面が未研磨のまま塗装をされています。
※らせん状の筋が残っています。
なので、仕上げもトリミング(飾り巻き)などを最小限にしたクラシックな感じにしようと考えています。

そしてアクション。
グラスロッドというと「ぐにゃぐにゃ」というイメージがありますが、素で振った感じではバッドがしっかりしているティップアクション。
あとはガイドを付けて仕上げた時にどう変わるか。

ガイドの取付位置に悩む

通常、ブランクを購入すると最適なガイドの取付位置を示す資料(スペーシング・チャート)が付属していますが、今回購入したブランクにはありませんでした。

実はスペーシング・チャートについては、ネットに多くの資料があります。
でも同じ規格のロッドでも、ロッドビルダーやメーカーによりバラバラ。

素材やアクション(調子)、あとは継数により最適な位置が違うので当たり前ですね。

ヨーロッパのメーカーのカーボンロッド用チャートと海外のバンブーロッド用のチャートをブランクにマークしてみましたが、正直まだ決めかねています。
グラスロッドはアクション的にバンブーロッドに近いので、バンブーロッド用をベースに微調整しようかなとは思っていますが・・・。

その他のパーツ

グリップは最近のSAGE社のロッドに多く使われてるスナブノーズ。

リールシートはアップロッキング。
特にリールシートは、過去にリング&リングやポケット&リングでリールが簡単に外れたことがあるので、最近はロッキングタイプしか信用してません(笑)。

ガイドは注文中で到着待ちですが、ライトワイヤーのスネークガイドです。
フックキーパーは付けません。

さて、久しぶりに作る一本。
締め切りがあるわけではないので、じっくりと作り、丁寧に仕上げる予定です(笑)。
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