結果は撃沈だったのですが、色々と感じたことがあるので、正直に思ったことをレポートします。
場所はいつもの「JOY VALLEY」ではなく、神奈川県開成町にある「開成水辺フォレストスプリングス」。
最寄り駅は小田急線の新松田駅なのですが、実は私が良く行く自然渓流型管理釣り場の「YGL」もここが最寄り駅なので、ある意味は通いなれたルート（笑）。
ちょうど昼前に着いたので、早めのランチを久しぶりの箱根そばで済ませ、釣り場へ向かいました。
釣り場までは駅から徒歩で約20分｡
途中で酒匂川の大勢の鮎釣りを見ながらてくてくと。
※蒸し暑かった～。
私も今までに「那須白河フォレストスプリングス」「蔵王フォレストスプリング」では釣行経験があり、それなりに楽しませてもらいました。
※蔵王フォレストスプリングスの釣行記はこちらで。
そうこうしているうちに10分くらいで到着。
※私は速足なので（笑）。
受付しようとしたら「開始5分前から受付です」と。
また真っ先に言われたのは「レギュレーションはご存知ですよね？」と。
HPでちゃんと確認してきたので「大丈夫です」というと、「こういう違反のモノを使っている方が多いんですよね・・」と見せてくれたのは、フックにペレットに似せた木か何かをくっ付けてあるだけのもの。
正直、ショックでしたね、釣れれば何やっても良いのかって。
遊び心とかないのかなぁ（涙）。
私が良く思うのは「そんなに魚が欲しけりゃ、魚屋に行け！」。
決められたルールと環境、条件の下で遊ぶもの。
それが出来ないなら辞めろと言いたい。
こういうことをするのは、リリースせずに持ち帰る人に多いと思います。
以前聞いた話では、管理釣り場で魚を釣ってそれを売っている人がいるとか・・・。
もう、漁師ですよ（笑）。
漁師は素人の遊びを邪魔しちゃいけないですよ。
先ずは事務所前の1stポンドを見ると水は濁っていて魚は見えず。
ライズが時折あるけどそれほど活性は高くなさそう。
2ndポンドを見ると人が多いので、まずは1stポンドから。
で、この段階で感じたのは、この釣り場はフライロッドをまともに振れるところが非常に少ないこと。
他の管理釣り場でもルアーに比べてフライが出来る場所が限られているところは多いですが、ここは極端に少ないです。
美観のためかやたらと樹木が多く植えられており、しかもそれがポンドにかなり近いため、オーバーヘッドキャストの障害に。
さて釣りの方ですが、ビーズヘッド・マラブー系のフライで始めて約一時間なにもなし。
アタリらしきものが一回あっただけ（涙）。
蒸し暑さもあってテンションが下がり始めたところで、手前のかけ上がりでフライが・・・。
根掛りかと思って外そうとしましたが外れず。
「バーブレスフックでしかも深く刺さっていないはずなのに・・・」と思いながらロッドをあおると・・・んー？？動く？？
なんと超大物が掛かってました（笑）。
とにかく重たい。
で、テンションをちょっと緩めたら、浮き上がってきてジャンプ一発でプッツン（涙）。
お腹が赤い70cm位の奴でした。
仮に寄せられてもランディングネットを持っていなかったので、取り込めなかったんですけどね（笑）。
そうこうしているうちに満足なアタリがないまま時間だけが経ち、開始から二時間後にようやく一匹ゲット！
※トップ写真のやつです。
35cmくらいのパワフルなレインボーでした。
6時間やってゲットしたのはこの一匹のみ（涙）。
あとはバラシ・あわせ切れが合わせて10かな。
この日の状況をまとめると1stポンドより2ndポンドのほうが活性が高かったことと、あと16:00を過ぎると一気に魚が上ずって活性が上がったことです。
※ドライフライにも好反応でしたが、結構見切られもしました（涙）。
最後に。
この釣り場は、魚のサイズも平均して大きいですしパワーも強いです。
ただしフライフィッシャーにとっては、釣りが出来る場所があまりにも限られ過ぎています。
小田急線の線路脇にあり、また住宅地にも隣接しているため、多くの樹木を植えてネイティブ感を出そうとしたのかも知れませんが、個人的には逆効果だと思います。
ロールキャストやシングルハンドスペイが出来ないと厳しいところです。
あとマナーの悪いルアーマンもいましたが・・・まー書かないでおきましょう（笑）。
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