2017年11月19日日曜日

「蔵王フォレストスプリングス」釣行記 - Report on fishing pond

二週間前、宮城県にある「蔵王フォレストスプリングス」へ行ってきました。

きっかけは、二泊三日の会社の旅行で松島・仙台へ行くことになり、毎度のことですが釣り仲間とどこかで釣りをやろうと。
※今後、この釣り仲間を「名人」と称します(笑)。

仙台から車で一時間少々なのでちょうど良いということになり、初めてお邪魔しました。

ここはそれぞれに特徴のある6つのポンドで釣りが楽しめるのですが、私たちは一番活性の高かった第3ポンドでほぼ釣りっぱなしでした。

また平日ということもあり、お客さんは私たち2人と後から来られた2人の4人だけ。
しかも後から来られた方たちは別のポンドへ行かれたので、完全貸し切り状態(笑)。

私はフライ、名人はルアーで10時半頃から開始したのですが、ポンドに近寄るとかなりの数のミッジがハッチしていて水面にも多数のライズ。

早速#16のコンパラダンをキャストして難なく1尾をキャッチ。
その後も順調に釣れていくのですが、対岸の名人は私以上のピッチで釣りまくり。
まさに1Cast1Hit!
ルアーの手返しの良さもあって、カツオの一本釣り状態(笑)。

しかし1時間くらいするとミッジのハッチも収まってライズも徐々に少なくなり。

そこでフライをビーズヘッド・ニンフに変え、インジケータを付けて中層を探る釣りに。
釣れるには釣れるのですが、反応がイマイチ良くない。

なんとなく魚は水面直下を意識しているのではと思い、インジケーターを外してフライも軽いウェイトのニンフへ変更し、着水と同時にリトリーブすることに。
これが的中し、またもコンスタントに釣れ続けました。

昼飯を食べて休憩後、午後の釣りを開始したのですが、14時半頃から徐々にミッジがハッチし始めて水面にもライズが。

フライを#16のコンパラ・ダンや#18のスパークル・ダンにして、至福のドライフライタイム~。
で、沈んだフライにもがんがんとヒットするのであえて沈めて水面直下を流し、ラインやリーダーでアタリを取るようにしたら・・・1Cast1Hit!

15時頃からはRise!Rise!Rise!
そしてHit!Hit!Hit!

結局16時15分までやって、数えただけで126匹!
ちなみに名人は200匹以上!!

さてここでちょっとした情報を。

私たちも行く前に気になって調べたのですが、こちらでの食事についてです。
ググると「軽食がある」「カレーが美味しい」とか「休憩スペースしかないので、コンビニで購入して行った方が良い」とかバラバラ。
実際はというと、名物の「FSカレー」をはじめ、ピラフやパスタなどもありました。
我々は「FSカレー」を食べたのですが、本格的なカレーでこれが実に美味しい!
量も多いのにリーズナブルで強力にお薦めです。

あとこの「蔵王フォレストスプリングス」には

  • レインボー
  • スチールヘッド
  • カムループス
  • ドナルドソン
  • イワナ
  • ブラウン
  • ブルック
  • ヤマメ
  • サクラマス
  • F1
  • タイガートラウト
  • イトウ

がいて、釣っている時は魚は全部レインボーと思っていたのですが、30cm~40cmの中に明らかにレインボーとは違うパワフルな魚が数匹いました。
※上の写真にもあります。
今考えてみるとスチールヘッドだったと思いますが、とにかく最後まで諦めないファイトというか。
おかげで写真のとおり1発でフックを伸ばされる始末(笑)

ここまで読んで「なに投げても釣れたんじゃないの?」と思われるかも知れませんが、ここの魚はちゃんとフライをセレクトしてるのです。
途中で#14、#16のエルクヘア・カディスも使ったのですが、ヒットどころか全く見向きもされずでした。

最後にヒットフライの紹介とアドバイスを。

何種類か使いましたが一番釣れたのは、コンパラ・ダンとスパークル・ダンでした。
これらは浮かべても水面直下に沈めても魚の反応が良かったです。
メイフライのハッチは全くなかったので、魚たちはたぶんメイフライとしてではなく、ミッジに近いものとして認識していたと思います。

なのでミッジのラーバやピューパ、あとグリフィス・ナットなどのミッジのアダルトを模したものを持って行けば、楽しい釣りが出来ると思います。

実際、釣れた魚の口の中に緑色のユスリカ(ラーバ?アダルトのボディー?)が残ってたので、かなりの量を捕食していると思います。

あーもう一度、ミッジパターン完備で行きたいなぁ。
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