2017年12月2日土曜日

フライ巻きたい病を発病 - Fly Tying Disease Onset

フライフィッシングを本格的に再開し、先日のJoy Valleyや蔵王フォレストスプリングスへの釣行以降、減っていく数少ない持ち弾を眺めているうちに「フライ巻きたい病」を発病しました(笑)。

とはいえ、必要最低限の道具は既に処分しているため何もなく、手元に残っているのは僅かなマテリアル類のみ。
しようがないので、治療薬(笑)を色々と揃えましたのでご紹介を。
今回は大まかな話で、治療薬それぞれの詳しい効能(笑)については後々。
なお、フライフィッシングに興味がない方、知識のない方にとっては「なんのこと?」となると思いますので、少しだけ解説も付けながら書きます。

まず、フライとは何かを簡単にいうと「釣り針に動物の毛や化学繊維で出来た素材をくっ付けて作った偽物の虫」です。
そう、フライフィッシングとは「虫を偽造して魚を騙す詐欺の釣り」です(笑)。

そして、フライフィッシャーの多くは、その偽物作りに寝るのも惜しんで必死になるのです(笑)。

写真は私が巻いたフライですが、こう見ると「これ虫なの?」と思いますが、不思議なことに水面に浮いたり、水中に入るとなんともいわれぬ生命感が出て、お魚さんはパクっと。

さてフライを巻くうえで絶対に必要な器具にバイスがあります。
★バイスとは釣り針を固定する万力のようなもの。

数多くの製品があって値段もピンキリなのですが、今回はサンライズ社(インド)の「シルバラード・バイス」を購入しました。

その他に必要なツールとしてボビンホルダー、シザース、ウィップフィニッシャーなどがありますが、今回はネットショップで格安なのを見つけて購入しました。
※貧乏人の味方、OFT社様に感謝!
★ボビンホルダーは糸をセットして使う道具、シザースはハサミ、ウィップフィニッシャーは巻いた糸を最後に止めるための道具。

マテリアルですが、ダビング材はニンフ用、ドライ用それぞれで標準的な色は手持ちにあったので購入を見送り、スレッドとポリヤーンを数色ずつ海外輸入で購入。
★マテリアルとはフライを作るための素材で、鳥・獣などの毛や化繊でできたものなど。ポリヤーンもマテリアルのひとつで、その名のとおりポリエステル素材で出来た毛糸のようなもの。スレッドは糸。


ハックル類は基本の「グリズリー」、「クリーム」、「ライトブルーダン」を格安にオークションでゲット。
★ハックルもマテリアルの一つで、鶏の羽。知らない人が見るとビックリするほど高い(笑)。

最後にフックですが、こちらもオンラインショップでセール品を探しだし、当面必要なサイズと数を購入。
★フックは釣り針。

これで一応は基本的なフライは巻けるかなーと。

まずはリハビリを兼ねて、手が覚えてるパターンを巻いてみようと思ってますが、これから春先まではミッジパターンが主役なんですよね~。
老眼には厳しいのですが(笑)。
★ミッジパターンとはユスリカという虫に似せたもので、非常に小さい虫なので作るのが大変(涙)。

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今回購入したフックのマイクロバーブ付き
30個入りでこの価格(:-)
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