2018年6月3日日曜日

スマートフォンを買い替え(その7:カメラ編) - I got a new smartphone.[part7]

今回はいよいよカメラ編で、まずは静止画撮影に関してのレビューを。

で、その前に・・・。
実は先日、ちょっとした作業ミスから、このblogのレイアウトを壊してしまいました(涙)。
しかもバックアップを取っていなかったので、XMLファイルを全て手修正しました。
とりあえずは元のレイアウトに近い感じにしましたが、まだ完ぺきではありません。
※例えばトップ(HOME)画面の記事の要約部分がサムネイル画像に回り込んでなく、右側に空白部分が出来ています。

近々修正しますので、お待ちください。

さて先週から、会社帰りや休日のちょっとした時間に、AQUOS R片手に街中をブラブラしながら試写をしてました。

AQUOS Rのカメラのウリは、光学式手振れ補正と広角な画角、レンズの開放F値の明るさです。

スペック的には、
[メイン]
・画素数:2,260万画素
・手振れ補正:光学式
・画角:22mm
・F値:1.9

[サブ]
・画素数:1,630万画素
・手振れ補正:電子式
・画角:23mm
・F値:2.0
です。

AQUOS Rの前機種であるAQUOS ZETAでは、RICOH社の画質認証プログラム「GR certified」を取得、スマホのカメラとしては異例の高画質を誇ってました。
※あくまで「認証取得=高画質」と宣伝(笑)。

今回のAQUOS Rでは認証取得に関しては特に触れていませんが、高品質な技術はそのまま受け継がれています。

それではまず、ウリの部分の確認から。

まず光学式手振れ補正の威力ですが、暗くても接写してもまず手振れしません。
逆に被写体ブレが気になるくらいです。
今のところ手振れしたと思われる写真はゼロで、非常に効果があります。

次に画角の広さ。
Xperia XZも24mmと広角だったのですが、AQUOS Rの22mmとの2mmの差は数字以上に違います。
私は街中のスナップなどを撮ることが多いのですが、フレーム内に入れたいものが全て入れられる感じです。

逆にポートレート撮影やブツ撮りは、かなり寄らないといけないので大変です。
※まー、マクロ撮影はかなり寄れるんでいいんすがね(笑)。

なので私は最近、寄った画が必要な場合は画像加工ソフトのクリッピング(切り取り)機能を多用してます(左の鳥の写真はクリッピングしたものです)。
解像度が高いので、クリッピングしても画質の劣化がほとんど気になりませんし。
※インチキと言えば、インチキなのですが(笑)。

次は開放F値の小ささ。
普通のカメラであれば、開放F値が小さいとシャッタースピードを稼げるので手振れしにくいとか、暗い場面の写真ではISOを上げずに済むのでノイズが減少するなどのメリットがありますが、このAQUOS Rでは今のところあまり恩恵は感じません(笑)。

ただしレンズの性能は素晴らしいです。
Xperia XZでは良く見ると四隅の一部流れた写真があったのですが、AQUOS Rは隅々までクッキリです。

その他はピントの合焦が速いこと。
Xperia XZも「レーザーAF」「先読みAF」などでフォーカススピード0.03秒を唱ってますが、体感的にはAQUOS Rの方が圧倒的に速いです。
※AQUOS Rではフォーカススピードは表記されていませんが、前機種(AQUOS ZETA)では0.02秒。


それとマクロ(接写)撮影。
これはもう・・・スマホのカメラでは(たぶん)一番寄れると思います!
正直、この機能が一番衝撃でした。
右の写真はルアーの直前2cm~3cmまで迫ったものです。
フライなどの小物の写真では、非常に使えます。

その他としては「背景ぼかし」機能。

この機能自体は珍しくなく、最近のスマホでは付いているものも多いですね。
Xperia XZにもあり、ピントの合焦位置が違う写真を合成して背景のボケた写真を作り出していました。
しかしHUAWEI社のスマホのように、撮影後にフォーカス位置やボケ量の変更は出来ませんでした。

ところがAQUOS Rの場合は、撮影後でも変更可能!
左の写真の上と下は、撮影後にフォーカス位置を変更して比較したものです。

実はこの機能についてはマニュアルにも詳しく載っていないんです(笑)。
たまたま数日前にネットで見かけて知りました。
この機能をもっと宣伝しても良いと思うんですがねぇ・・・。
ボケ具合やエッジ処理もXperia XZに比べると自然な感じですし。

あとは高級コンデジやデジイチのようにフルマニュアルでの撮影も可能!

使い心地に関してまとめると、AFが速くて手振れもなく、広い画角でマクロもかなり寄れるストレスが溜まらないカメラです。
もうコンデジは不要かも(笑)。

では、写真の画質に関して100%満足かというと、正直・・・80%くらいかな~。

私の場合、撮影時は90%が「オート」モードです(多くの方も同様だと思います)。
※前のXperia XZでもそうでした。

まず、よく撮る薄暗い飲み屋の中や屋内の写真については、非常に満足してます。
雰囲気のある期待どおりの写真が撮れます。

しかし、屋外の写真が・・・イマイチなんですよねぇ(涙)。
コントラストが強めというか・・・更には明るいレンズが災いしているのか、白トビしやすい気が。
出てきた写真を観ると、個人的な感想としてはなんか非常に薄っぺらで深みのない写真。

右の写真の上は撮ったそのままのオリジナルで、下の写真は画像加工ソフトで露出を少し落として色合いを調整し深みを出したものです。
皆さんはどちらが良いと思われますか?

撮影モードには全自動の「オート」、撮りたいシーンを選択する「おすすめプラス」、更には「フルマニュアル」(おすすめプラスのメニューの中にあります)があります。

フルマニュアルはシャッタースピードやISO、焦点距離、露出などが調整可能なので、凝った写真を撮るときには使えるかなと思います(左の写真はフルマニュアルで撮影したもの)。

さて最後にスマホのカメラとしてまとめると、フォーカス速度やシャッターラグもなくて、非常に使いやすいです。
マクロ撮影もかなり寄れますし、一方でかなり広角なのでスナップ撮影にはもってこいですね。
あと背景ぼかしなどのサブ機能も使えます。

一方で画質についてはもう一歩いや半歩頑張って欲しいかなぁ(笑)。
ホワイトバランスもかなり優秀なので、本当にもう半歩です。
ただし今まで使ってきたスマホでは一番満足しているカメラ性能です!
0 件のコメント: