2016年9月4日日曜日

2016/8/12釣行記-New Rod編

さて今回はロッドのレビューです。

このロッドは以前のエントリーにも書きましたが、アメリカのフライフィッシングショップのHook&Hackle社のオリジナルロッド、Xiシリーズのキットを購入し自分で組み立てたものです。

ロッドは過去にも数本組み立てているので最低限必要な道具と知識はあったのですが、今回は過去にやったことのないトリム(飾り巻き)にも挑戦ししてみました(飾り巻きはロッドの性能、使い心地には全く関係なく見栄えだけの話ですが)。

ロッドの主な仕様は
・6.6ft
・4P
・2WT
・コルク一体型のグリップとリールシート
・ニッケルのリング&ポケット
です。
その他として、ガイド類は一般的なクロームのスネークガイド、ワインディングチェックはニッケル。
で実はこのタイプのリールシート、好きじゃないんですよね(笑)。
ロッド自体が軽量になるのは良いのですが、釣行中にリールが外れやすい(涙)。
今までもこのタイプでは何度となく外れ、ひどい時には新品のリールが岩の上に落ち、大きな傷が・・・・。

やっぱり安心のアップロッキングが一番ですね(笑)。

さてロッド自体のレビューです。
アクションですが、ショップの記載では「ミディアムファースト」でした。

ところでこのアクションってやつが曲者。
アクションとは日本でいう調子ですね。
日本では「先調子」とか「胴調子」とかいいますが、海外ではもっと複雑。
ロッドの反発力を示す言葉として「ファースト」「ミディアム」「スロー」、そして曲がるポイントを示すのに「ティップ」「ミドル」「バッド」があるかなと思います(その他にパラボリックなんてものもありますが)。

ではこのロッドですが、実際に使ってみた感じは「ミディアムティップ」ですかね。

ティップは2WT相当で、魚の動きに追随するしなやかさがあります。
ミドルは負荷に応じてグーッと曲がる感じですね。
でバッドは強く、45cmのレインボーをかけた時もほとんど曲がりませんでした(笑)。

なので、大きな魚でも安心してやり取りできますし、逆に小さな魚でも十分に引きが楽しめます。
実際にヤマメのローリングアクションにもティップがよく追従して、バレませんでした。

こちら2枚の写真は家で負荷をかけて曲げてみたものです。

参考になりますかね(笑)。

でウィークポイントとしては、このアクションと長さなので飛距離は出ません。

どちらかというと近距離をピンポイントで狙うのに適しているロッドです。

最後に「購入してみたい」という方のために参考情報を。

このHook&Hackle社はアメリカでも有名で人気のショップです。
なのでサポートもしっかりしていて、私が送料等をメールで確認した際もレスポンスが早く丁寧でした。

海外からの購入となると気になる送料ですが、私の場合はロッドキットを2つ購入で$30位でした。
このロッドのキットの場合、セール中で$85なので送料をプラスすると$115くらいですので、日本円で約12,000円位ですか。

シーズンオフの愉しみにどうでしょうか(笑)。

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