2016年8月27日土曜日

2016/8/12釣行記-ウェットウェーディング編

前回の釣行編に続いて、今回はウェットウェーディングについてです。

数年前から、夏の渓流釣りのスタイルとして定着した感のあるウェットウェーディング。

私も今回はこのスタイルで釣行しました。

若干説明しますと、一昔前までの夏の渓流釣りのスタイルといえば「いかに濡れずに且つ爽やかになるか」ということで、「濡れず且つウェーダー内の汗や湿気は排出して爽やかに」というゴアテックス製などのウェーダーが人気でした。

ところがウェットウェーディングというのは簡単にいうと「暑いので、あえて濡れて良い格好で渓流に入ろう」という真逆の発想から来たものですね。

以前にも夏場は速乾パンツ+ゲーターにウェーディングシューズというスタイルで釣行しましたが、今回はよりライトな感じを目指しました。

以前から書いているように、私は車を持っていないので釣行は公共交通機関を利用しており、必然的に荷物や装備には限度があります。

なので、なるべく荷物が少なく、また電車やバスの中で不自然でない格好を考えました。

今回は
・水陸両用スニーカー(TEVA社 EVO)
・速乾タイツ(トレンカタイプ)
・速乾ショートパンツ
・ネオプレーンゲーター
・速乾冷感ラッシュガード
・速乾Tシャツ
・アウトドア用の速乾ソックス
という格好で。

特に悩んだのが靴。

どうしてもウェーディングシューズを別に持って行きたくないので、街中でも履けてそのまま川で釣りができる靴を探しまくりました。

色々な方のブログを見たり、釣りメーカーやアウトドアメーカーのサイトも見てずーっと悩んでいたのですが、たまたまTEVA社のページがヒットして見つけたのが写真のEVOです。

これは濡れることを前提にしているスニーカーなので非常に水はけが良く、またソールがSpider Originalソールという濡れたところでも滑りにくいものらしいのでこれに決めました。

実際、朝に家を出てから帰ってくるまで、陸や乾いた河原が90%以上で残りが水の中もしくは濡れた岩なのも決め手にななりました。

実際に使い心地はどうかというと、まず非常に軽いので歩いていても足の疲労が少ないです(乗り換えなどで駅の中を移動するのでこれが意外に重要)。
また非常に水はけが良く、川の中を歩いて靴がベチャベチャになった後に陸を10分くらい歩けば、靴はジワーッと濡れている程度にまでなります。

売り文句のソールは、やはり苔の付いている岩は全くダメですね(これはフェルトソールのウェーディングシューズでもないと無理でしょう)。
あと苔が付いていない岩でも、ダメな岩と大丈夫な岩があるようでした。

でも、個人的には軽いことと水はけが良いこと、そしてなにより1足で全てに対応できるので買って大正解でした!

あと速乾タイツと速乾ショートパンツは、ネットで安いのを選んで購入(基本的に消耗品だと思っているので)。

この格好のままで電車やバスに乗り、河原についたらスネにゲーターを付けて釣りを始めてます。

実は一度だけ滑って転んでスネを岩に打ちつけ軽い打撲になったのですが、ゲーターがネオプレーン製だったためにそれほどの打撲にはならず、釣りを続けることが出来ました。

家で準備をしている段階では「ゲータは不要かな」とも思ったのですが、やはり可能な限り守れるところは守ったほうが良いと再認識しました(軽快さとの兼ね合いになりますが)。

最近はこのような格好(タイツ+ショートパンツ)の男性も普通にいるので、50過ぎのおじさんでも全然平気で電車釣行できます(笑)。

東京近郊では9月下旬まではこの格好で行けるかなと思ってます。


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