散歩途中のリサイクルショップ。
今日、そこで新しい相棒との出会いがありました。
その相棒をご紹介します。
経緯
近所の個人でやっているリサイクルショップ。
小さいながら商品は豊富で、家電やオーディオ機器、自転車やカメラに楽器まで。
私の散歩コースの一つにあるので、気が向けば覗いていました。
今日も店先を通りる時にチラッと目をやると
サンバースト!?
の色が目に入り。
ギター弾きなら、この色を見るとビビッとくるはず。
私ももちろん店内へ吸い込まれ・・・。
そこにはサンバーストカラーのストラトキャスターモデルがあり、ヘッドのブランド名を見ると
BILL's BROTHERS EXCELLENT
の文字が。
値段が付いていないのでお店の方に尋ねると「これから綺麗にして値付けするところだったんだよ」と。
そして
「2,000円でいいよ」
「2,000円ですか!?」と聞き返したくらい想像外のお値段でした(笑)。
もちろん即決で「ください!」と。
状態
写真のとおり金属部分はほぼサビもしくはメッキの浮きが発生していて全滅。
小さなネジ類もです。
ボディーや指板に大きな打痕はなく綺麗です。
裏側に所謂「バックル傷」がありますが、それほど深くありません。
目立つのはそこくらいで、表側は薄い擦り傷だけ。
古いギターで問題となるフレットですが、ほとんど減ってなく8割以上残っていました。
傷やホコリ、指板やフレットの状態からそれほど弾かれず物置かどこかで長い眠りについていた気がします。
ギター自身はボディー材がアルダー(多分3ピース)で塗装は薄めのウレタン塗装。
ネックはメイプルで指板はローズウッド、ネックシェイプは標準的なCシェイプ。
スイッチは5Wayでした。
ちなみにシリアル番号から製造は1990年だと思われます。
※31年前!
BILL's BROTHERSとは
「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」というキャッチコピーで有名なモーリスブランドのモリダイラ楽器が80年代から90年代半ばまで販売していたブランドです。
当時先に販売していたBILL LAWRENCEブランドの弟ブランドとして販売されました。
※BILL LAWRENCEは有名なピックアップ開発メーカー
最近でもオークションやフリマなどで時々売られています。
今後のお色直し
まず分解して金属パーツを全てクリーニングし、クリーニングが厳しそうなものは交換です。
あとは電気パーツやノブなどの部品もチェックしてダメそうなものは交換し、ついでに配線も少し変更する予定です。
ジャパニーズ・ビンテージ・ブーム
昨今のギター、ベースでは古い国産のものが人気を呼んでいます。
80年代、90年代のグレコやアリア、フェルナンデス、ヤマハ、フェンダージャパンなどは高値で取引されており、YouTubeなどでも多くの試奏動画がアップされていてブームに拍車をかける形になっています。
私は基本的に楽器は新しい方が良いと思っている派。
なので今の状況は異常に感じています。
新しい相棒も「5,000円」と言われたらたぶん縁が無かったと思います(笑)
あとビンテージといっても改造などに全く躊躇はありません。
それは兎も角、せっかく縁あって我が家に来たので良い音が出る様に蘇らせたいと思います。
お色直しの状況は今後Blogでも紹介していきますのでお楽しみに。
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