前回の書き込みで詳細を紹介したリペアー中のストラトモデル。
ピックアップについては「ピックアップは8.5kΩという標準的なもの。」と書きましたが、その後清掃するために分解したところビックリ。
今まで多くのシングル・コイル・ピックアップを見てきましたが、このギターのピックアップは初めて見るタイプでした。
不思議な構造
ピックアップ・ケース(写真の白いプラスチック部分)を清掃するために両端のネジを外したところ、金属の裏ブタが外れ。
見てみると今まで見たことのない不思議な構造でした。
一般的なシングル・コイル・ピックアップ(以降、ピックアップと省略)との相違点は
- ポールピースなどケース内のパーツが樹脂で完全に固められている
- ポールピースの長さが極端に短く(見える)
- 底面に金属もしくは磁石らしきバーが付いている
です。
こんなピックアップはネットなどでも見たことがなく初めてでした。
一般的なピックアップはポールピースがピックアップの高さとほぼ同じ長さがありますが、これは見る限り半分くらい。
またこんなに樹脂でガチガチに固められているのもないですね。
正体は
ネットで色々と調べた結果、これに近いピックアップを発見しました!
BILL LAWRENCE Micro-Coil PICKUP
こちらで見る限り、かなり似ています。
BILL LAWRENCEはピックアップ・メーカーでこのギターの兄ブランド。
このタイプのピックアップが載っていてもおかしくありません。
構造的にはほぼ同じだと思います。
Micro-Coilの名のとおり、コイルの巻き数が一般的なピックアップに比較して1/3くらいでしかありません。
ただし少し違うのは、本家はリード線が3本なのにこちらは2本。
あと、本家はこんなに樹脂で固められていないですね(笑)。
たぶん何かの機能が省略(コストカット)されている、もしくは本家のは最近のモデルなので機能強化されたのかなと。
どちらにして音出しが楽しみになってきました。
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