2018年8月11日土曜日

CTSやSwitchcraftは最強か?2 - CTS and Switchcraft are best Is it ? (Part2)

前回の続きです。

前回はいうなれば座学だったので、今回は実習です(笑)。

ポットとジャックについて、CTS&Switchcraftと他社の製品を比較してみましょう。

まずはポットです。

CTSとAlphaについて抵抗値を測定し比較します。
※本当は国産もテストしたかったのですが、手持ちがなかったので・・・。

用意したのは
  • CTS Normalポット
  • CTS Customポット
  • Alphaポット
なおCTSのCustomポットとは、抵抗部分の一部に金属皮膜が使われていて誤差を少なくしたものです。
定格値は全て同じで、250kΩのAカーブ。
さて結果は・・・。
あとは完全に絞った時の残留抵抗値は、
  • CTS Normal:0Ω
  • CTS Custom:0Ω
  • Alpha:1Ω
どうですか、この結果。

「やっぱりCTSじゃん!」となるかと思いますが、私はAlphaを270円、CTSはどちらも700円で購入しました。
つまり

CTSの値段はAlphaの2.5倍!

なので結論は

コスト重視ではAlpha
性能重視ではCTS Custom

です。
特にAlphaとCTS Normalの性能差は価格差ほどはないので、

CTS Normalを選ぶ理由はない

ですね。

次にジャックです。

写真の5個について、プラグを刺した時の感触と抜けづらさを比較しました。

さすがに測定する器具がないので、二種類のケーブルの抜き差しをして私の感覚で評価しました。

用意したのは
  • マル信無線電機 MJ185(ボックス型)
  • マル信無線電機 MJ159M
  • ノーブランド
  • Neutrik NYS229
  • Switchraft #11
Switchcraft #11を基準として、5段階の3とします。

MJ185は緩めで5段階の2でした。

同じマル信無線電機のMJ159M、価格が100円しないことから私もエフェクタ作りに多用してますが、意外や意外でSwitchcraft #11とほぼ同じで5段階の3でした。
ただし、接点の金属部分がSwitchcraft #11に比較して薄いので、耐久性で劣るかもしれません。

次にノーブランドですが、こちらは緩めで5段階の2でした。

最後に江川ほーじんさんもお薦めのNeutrik NYS229。
これは5段階の4でした!
差し込んだ時のカッチリ感や抜く時の強さはSwitchcraft #11を上回りました。

価格もNeutrik NYS229は200円、Switchcraft #11は400円以上でした。
※Switchcraft #11はショップによって価格が全然違います。

Neutrik NYS229はSwitchcraft #11の半額以下

なので、

ギター用ジャックの新定番はNeutrik NYS229!
エフェクタ用ジャックはマル信無線電機のMJ159M!

特に今回のテストではMJ159Mの優秀さを再認識しました。

さて本題のテレキャスター改造計画ですが、パーツが全て揃いました。
来週末にはやろうかな~。
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