前回はいうなれば座学だったので、今回は実習です(笑)。
ポットとジャックについて、CTS&Switchcraftと他社の製品を比較してみましょう。
まずはポットです。
CTSとAlphaについて抵抗値を測定し比較します。※本当は国産もテストしたかったのですが、手持ちがなかったので・・・。
用意したのは
- CTS Normalポット
- CTS Customポット
- Alphaポット
定格値は全て同じで、250kΩのAカーブ。
さて結果は・・・。
あとは完全に絞った時の残留抵抗値は、
- CTS Normal:0Ω
- CTS Custom:0Ω
- Alpha:1Ω
「やっぱりCTSじゃん!」となるかと思いますが、私はAlphaを270円、CTSはどちらも700円で購入しました。
つまり
CTSの値段はAlphaの2.5倍!
なので結論は
コスト重視ではAlpha
性能重視ではCTS Custom
です。
特にAlphaとCTS Normalの性能差は価格差ほどはないので、
CTS Normalを選ぶ理由はない
ですね。
次にジャックです。
写真の5個について、プラグを刺した時の感触と抜けづらさを比較しました。さすがに測定する器具がないので、二種類のケーブルの抜き差しをして私の感覚で評価しました。
用意したのは
- マル信無線電機 MJ185(ボックス型)
- マル信無線電機 MJ159M
- ノーブランド
- Neutrik NYS229
- Switchraft #11
MJ185は緩めで5段階の2でした。
同じマル信無線電機のMJ159M、価格が100円しないことから私もエフェクタ作りに多用してますが、意外や意外でSwitchcraft #11とほぼ同じで5段階の3でした。
ただし、接点の金属部分がSwitchcraft #11に比較して薄いので、耐久性で劣るかもしれません。
次にノーブランドですが、こちらは緩めで5段階の2でした。
最後に江川ほーじんさんもお薦めのNeutrik NYS229。
これは5段階の4でした!
差し込んだ時のカッチリ感や抜く時の強さはSwitchcraft #11を上回りました。
価格もNeutrik NYS229は200円、Switchcraft #11は400円以上でした。
※Switchcraft #11はショップによって価格が全然違います。
Neutrik NYS229はSwitchcraft #11の半額以下
なので、
ギター用ジャックの新定番はNeutrik NYS229!
エフェクタ用ジャックはマル信無線電機のMJ159M!
特に今回のテストではMJ159Mの優秀さを再認識しました。
さて本題のテレキャスター改造計画ですが、パーツが全て揃いました。
来週末にはやろうかな~。
0 件のコメント:
コメントを投稿