今年でなんと9回目(9年目)の開催。
私は去年初めて参加し、今年は二日間ほぼフル参加しました。
※隣の江東区に住み続けていながら、昨年まで知らなかった(笑)。
まず今年の感想は、去年に比べて圧倒的に観客が多いことです。
去年の倍くらいの観客がいたと思います。
ほんと錦糸町駅や錦糸公園周辺は人だらけでしたね(笑)。
去年はこのフェスで
Ricky with FSP
ADAM at
という素晴らしいアーティストにめぐり合えたので、今年はどんな出会いがあるのか非常に楽しみにしていました。
演奏している場所が、メイン会場の錦糸公園内(緑のステージとメインステージ)だけでなく、デパートの前や駅前広場などいたるところにあるので、興味をもったアーティストを見逃さないのが大変。
なので、今回は事前にタイムチャートを作って参加。
それでは私が聴いたアーティストと感想を
[Day1]
Kaori Okubo KT Jazz
キーボードをメインとしたインストグループで、WINZ前のスペースで演奏してました。当然ですが上手かったですね。
それにしても今年はキーボード中心のグループが多かったなぁ。
最近の流行なんでしょうかね・・・。
Ricky with FSP
昨年始めて聴いて、一発でハマったグループ。場所は昨年と同じ錦糸町駅南口のスペースでしたが、観客が昨年の倍以上で盛り上がっていました。
来年は是非とも緑のステージでやってほしいなぁ。
で、物販でCDを二枚購入してRickyさんのサインをゲット!
吾妻光良&The Swinging Boppers
昨年は豪雨で途中中止となったそうですが、今年は快晴のメインステージで。この暑い中、重たいダブルネックギターを抱えて登場。
MCも面白かったし、曲もいろんな意味で最高でした。
※「俺の血圧、150から300!」が耳から離れない(笑)。
吾妻さんについては雑誌などでも拝見していたので知っていたのですが、曲を聴いたのは初めて。
曲も演奏も素晴らしかった~。
パンチの効いたオウケストラ
実はこの時間、(迷った挙句に)別のグループを聴く予定だったのですが、そちらはちょっと距離がある場所で、しかも(酒を飲んでいたため)歩くのが面倒になり緑のステージへ。で、こちらを聴いて・・・大正解でした!最高でした!素晴らしかった!
名うての女性ミュージシャン達が集まると、凄い科学反応を起こすんだなと。
特にラストナンバー「舟歌」(オリジナルは八代亜紀さん)のヘビーロック風の演奏は圧巻!
ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの「I Love Rock 'n' Roll」をマッシュアップするなど、鳥肌が治まらなかったです。
まだまだ知らない素晴らしいアーティストがいることを痛感。
[Day2]
キャホホイ楽団
二日目の朝一は、ビルの二階の屋外広場へ。女性ボーカル2名、男性ボーカル2名を中心にしたDISCO、R&B、ソウル系のグループでしたが、選曲がドンズバ!
「ゲット・レディ」「愛のコリーダ」「今夜はブギ・ウギ・ウギ」「ブギー・ワンダーランド」「ガット・トゥー・ビー・リアル」などなど。
このグループもMCがこなれてました。
色んなところでやっている(場数を踏んでいる)グループは上手いなぁ~MCが。
BANANA NEEDLE
錦糸公園の緑のステージへ移動。こちらはハモンド・オルガンがメインのベースとドラムのトリオ。
流行ってますねぇ、キーボードがメインのグループ(笑)。
※しかもギターレス。
このグループも最高でした。
ハモンドの音は、気持ち良いぐらい青空に合うなぁ~(笑)。
演奏している女性は、見た感じが華奢な方でしたが演奏は超アグレッシブ!
あっという間の40分でした。
SANOVA
そのまま緑のステージ。こちらも先のBANANA NEEDLEと同じく、キーボードメインのベースとドラムのトリオ。
※こちらもギターレス。
んー、なんだろうこの感じ。
演奏も凄く上手いし楽曲も良いのですが、なぜかそれほど惹き込まれません。
なんかモヤモヤした感じで聴いていた時に、フッと頭を過ぎったのは「ADAM atと似ている!」。
先のBANANA NEEDLEはハモンド・オルガンで新鮮だったのですが、こちらはキーボードでしかも似たような曲調のもあり・・・。
音楽は難しいですね。
しかし、ここでせっかく作ったタイムチャートを、どこかで落としたことが判明(涙)。
おかげで次の予定が全く分からなくなり。THE SOUL HAWKERS feat JAMES ONODA
とりあえず昼飯を食べて、再び緑のステージへリターン。※行く先が不明になったので。
フラッシュ金子さん(元米米クラブ)のグループに、今回はゲストボーカルとしてなんと・・・ジェームズ小野田さん(元米米クラブ)!
ゴリゴリのソウルでした。
オリジナル曲にオーティス・レディングのナンバーなんかを絡めて。
フラッシュ金子さんのMCも、ジェームズ小野田さんの喋りも最高!。
やっぱりMCが上手いと面白いし、ノレるよなぁ~(笑)。
観客もみなさんノリノリ~。
BIT Blues Band
次に元々予定に入れていたブルース・バンドを思い出し、丸井錦糸町店前へ移動。到着した時にB.B.KINGの「The Thrill Is Gone」を演られていたのですが・・・めっちゃ上手い!
ギターの方はもちろんベースの方も、ドラムスの方も上手すぎ。
Albert Collinsの曲なども演奏されてましたが、これだけ本格的なブルースをライブで聴いたのは初めてでしたので、感激しました。
なによりもこの演奏を多くの年配の方が観ていて、このジャズフェスの存在意義を見た気が(笑)。
MAY INOUE STEREO CHAMP
ちょっと休憩して、再び緑のステージへ。ギター、ベース、キーボード、ドラムにトランペットを交えた五人組でクロスオーバーですね。
トランペットの方はマイルス・デイビスみたいでした(笑)。
なんとなくですが、オールスタンディングの会場でクロスオーバーはちょっと・・・かな、個人的には。
TRI4TH
去年、緑のステージで聴いたTRI4THさんが、今年は満を持してメインステージの大トリに。とにかく物凄い観客の数で、「どれだけいるの!?」って感じでした。
相変わらずの迫力のあるパフォーマンスで「踊るJAZZ」を次から次へで、みんな踊りまくりでした。
あとMCの中で言っていたことがとても印象的でした。
「初めてフェスというものに参加したのが、すみだストリートジャズフェスティバル」
「自分達は第三回からずっと呼んでもらって、7年連続で参加」
「まだ無名の時に声を掛けてもらい、最初は丸井錦糸町店の前で演奏してたのが、遂にメインステージの大トリに!」
TRI4THさんが丸井の前で演奏していたというのもびっくりですが、メンバーも感慨深いものがあったのかなぁ。
前のアーティストがオシたために20分遅れで始まったライブは、終了予定時間の30分後に終了。
しかし誰も動かずアンコールの拍手!
そこから再度登場でもう一曲追加。
こうして今年のすみだジャズフェスは終わるのでした。
二日間合わせて11組のライブを聴きましたが、このフェスで演奏されている方達は皆さん相当に上手いです。
CDを出している方、定期的にライブハウスなどで演奏している方、あとは元々プロだった方とか。
そんな方たちの演奏を無料で聴けるのは本当に感謝です!
あとは年配の方たちや子供連れの家族が丸井の前や地下鉄の入り口、駅のロータリーなどで足を止めて聴き入っている姿を見て思ったことは怖いイメージの街、錦糸町は音楽の街になれるかも
です。それにしても、こんなビル街の中で酒を片手に一日中最高の音楽を聴ける。
アーティストの皆さんやスタッフの皆さんはもちろん、関係者の方々に本当に感謝です!
ぜひ来年、記念すべき10回目を開催してください。
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