2019年8月31日土曜日

第10回すみだストリートジャズフェスティバル 二日目 - SUMIDA STREET JAZZ FESTIVAL Day2.

さて前回に引き続き「第10回すみだストリートジャズフェスティバル」の二日目のレポートをお届けします。

この日は息子がいないので私ひとりで参加です。

前日と同じように朝から暑いので、今日は朝からビール飲む気満々です(笑)。

Ricky with FSP

朝一で大好きなグループを観にJR錦糸町駅南口広場へ。

二年前のこのすみだジャズで観てファンになったグループ。

サックスのRickyさんを中心にドラムス、ギター、ベースの他にキーボードが二人にダンサーも二人、ボーカルも二人の大所帯。
サウンドはスムースジャズやファンク系でなかなか日本にいないタイプのバンドです。

サウンドチェックから始まり、馴染みのナンバーの数々。
※アルバム三枚持ってますので、大概の曲は知ってます。

相変わらずノレるサウンドで、朝から気持ちがイイ(笑)。
お馴染みの「Full Moon」もキター。

前日はオーストラリアから参加した歌姫、デニ・ハインズのサポートを務めるなど実力も折り紙付き。
このバンド、本当にもっと売れて良いと思うんだよなぁ。

GooGooGumboBros.

ビール片手に錦糸公園内の休憩スペースで休んでいると、目の前に演奏しながら練り歩く一団が。

広場に着くとそこで止まってMC&演奏。
そしてその音を聞いて集まってくる大人や子供。
観ていて、聴いていて、本当に楽しい光景で、私も笑顔で手拍子をしてました。

ステージ前で「さあ、始まるぞ」と身構えるのではなく

音に魅かれて行く

これが音楽の原点かな。

ほんとホッコリしましたよ。

JiLL-Decoy association

今回初の太陽の樹ステージへ。

ギター、ドラムスに女性ボーカルの三人組、通称ジルデコ。
今回はベース、キーボード、トランペットのサポートメンバーを加えてのパフォーマンスでした。

初めて聴きましたが、良かったなぁ。
お洒落なジャズボーカルって感じで、特にドラムスが良かった。

オリジナル・ラブの「接吻」のビッグバンド風味のカバーもあれば、「GARDEN」というグルーブ感あふれる曲もありで多彩でした。
次に観たいステージがあったので残念ながら途中で移動しましたが、最後まで観たかった(涙)。

あとMCで言ってましたが、猛暑のおかげでギターのチューニングが狂いまくり大変だと。
今回の二日間の猛暑は本当にミュージシャン泣かせだったんだなぁ。

JABBERLOOP

今回どうしても観たかったバンド。
もう説明無用ですね。

開始15分前にJR錦糸町駅南口広場に着いた時には、「なんだこの数は!」と思うほどの観客。
三年ぶりの参加となるため、待ちに待ったって雰囲気がありあり。

サウンドチェックからみんなノリノリ。
しかも観客はドンドン増えて、しまいにはステージ後ろにも大勢の観客が集まり、前日のADAM atどころではありません(驚)。

次々と繰り出されるサウンドに体が動いたり、聞き惚れたり。
そうして遂に私の夢だった

生で「シロクマ」を聴きたい

が叶ったのです!

鳥肌が立ち、目が潤みました。マジで。

それにしても次回も出演されるのなら、もうハイネケン・キリンステージか太陽の樹ステージでしょうね。
この観客数では路上ステージは無理だと思います。

TRI4TH

JABBARLOOPで燃え尽き気味(笑)の体を引きずって、友人家族と落ち合うためにハイネケン・キリンステージへ。

毎年、少しの時間ですがこの場所で会って近況を確かめあっています。

去年は太陽の樹のトリだったTRI4THですが、今年はハイネケン・キリンステージへ戻ってきました。
すみだジャズの顔ともいうべき存在ですね。

サウンドチェックなのに本番と変わらないパフォーマンスと盛り上がり。
そして本番は「踊るジャズ」の本領発揮で、ダンサブルなナンバーの連続。
友人の子供もノリノリ!
でしたが、3曲目で疲れてダウン(笑)。

ということで友人家族は帰宅するということなので、私も今年最後のステージを観るために移動。

BLU-SWING

今回、最も観たかったバンド。

ダッシュで錦糸町パルコのTOWER RECORD内に設けられたタワレコ・ステージへ。

ステージ前には早くも多くのお客さんがいましたが、なんとか前から6列目くらいを確保。
その後もどんどん人が増えて、「前に詰めて下さい~」と。

そしてサウンドチェックがスタート。
なんと「満ちていく体温」じゃないですか!
もうこの段階で鳥肌です。

そして本番がスタートしましたが・・・素晴らしい!
ずーっと聞き惚れてました。

そして私がBLU-SWINGを知るきっかけになった曲「SUNSET」。
ここではっきり言います

生「SUNSET」は絶対に聴くべき!

立っていた鳥肌が鮫肌になりました(笑)。
本当に震えがくるほどのパフォーマンスでした。

で、ここでサプライズ。

ボーカルのYu-riさんが何故かステージ横を頻繁に見ては、笑顔でメンバーに合図を送っている。
するとステージ袖から白い短パンスーツに帽子、そして手にはトランペットの人が登場。

なんとさっき観たJABBERLOOPのMAKOTOさんが登場!(驚)。
もう思わず「JABBERLOOP!」って叫んじゃった。

「ちょっとセッションしましょう」というYu-riさんの言葉で、BLU-SWINGの曲「Fabulous」でセッションがスタート。
MAKOTOさんのトランペットが始まったら、今度は観客の後ろから同じくJABBERLOOPのDAISUKEさんがサックスを片手に登場(驚)。
会場の雰囲気は最高潮!

それにしても、急に現われていきなり相手の曲でセッションが出来るなんて、プロは凄いなぁ。
いや、この二人が凄いんだ!
そしてJABBERLOOPの二人の演奏に触発されるように、小島翔さんのギタープレイも白熱。

いやーこんなセッションが観られて、私も含めてこの場にいた人たちは本当にラッキーだった思います。

そうして時が過ぎて終演。
あっという間の時間でした。

途中のMCで「今日はCDの販売もしていて、買っていただくとサインもします~」とあったので、CD売り場へ行くと「BLU-SWING 10th ANNIVERSARY BEST」が20枚程度置いてあり、「本日の在庫はこれだけです」と。
当然、速攻購入してサインコーナーの一番目に並びました(笑)。

メンバー全員がそれぞれサインを書いてくれて・・・幸せ。

今年も終了

こうして私の三回目のすみだジャズは終わりました。

毎年、新しいアーティスト、新しい音楽、新しい発見に出会い、刺激と気力をもらう場。
ただ、三年連続して観てきて色々と思うこともあります。
まー、それはまた今度。

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