2011年3月16日水曜日

震災

先週金曜日に発生した大地震。
被災されたり被害を受けた方、お亡くなりになった方、ケガ等にあわれた方、本当に心からお見舞いを申し上げます。
ここ数日間の情報を見ている限り、本当に心が痛みます。
そして自分の無能・無力さに情けなくもなっています。
刻々と入ってくる情報に、何も出来ない自分。
また、スーパーや食料品店で見る買い占めの現状。
余計に「日本という国はどうなるんだろう」といろんな意味で不安になります。

そうは言っても少しでも何かしようと、我が家では節電を始めてます。
それと、買い占めはしない。絶対にしない。
モノが無いなら、少ないなら、それなりに工夫して暮らす。
そうすることで少しでも被災地の皆さんの役に立てたらと、家族全員頑張ってます(被災地の人に比べれば、たいしたことはないですが)。

今回の震災で思ったことがあります。

国全体としての節電の啓蒙に対して、正直「企業はなかなか出来ないんじゃないかな・・・」と思っていました。
ところが私の会社の近辺(西新宿)は、かなりのお店や会社で広告灯を消しています。
ヨドバシカメラ、マクドナルド、ケンタッキー、カラオケ館などなど。
パチンコ屋は営業時間を短縮しているようですし、薄暗くて普段とは全く違う風景になっています。
でも、この風景ってどこかで見たことがあるような気がして、すっと考えていました。

そこで気がついたんです。
これって私の田舎の風景だったんです。
田舎の夜って、街灯も満足に無くって・・・でもあの暗さが夜なんですよね。
都会は夜でも昼間のように明るくて、その明るさにもいつの間にか慣れてしまい、当たり前になっていました。
本当の夜は暗いんです。今の状態が自然なんです。

私たちはもっと、生活や環境を見直す時に来ているのかもしれません。
ネオンなんか無くても商売は出来ます。
役に立たない広告灯の為に、私たちは大きなリスクを背負っているんです。

兎に角、我が家は今のこと(節電)を続けます。
避難された方々が頑張っている限り、私たちも頑張ります。

仙台は2週間過ごしたことがあって、とても好きな街です。
私は北海道の人間ですし、東北には親近感もあります。
私の父は秋田県人で、東北訛は懐かしさもあります。

頑張っている人たちへ「頑張れ!」とは言いません。
私たちも一緒に頑張ります!
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