7月2日から9日間、実家に帰省していました。
9日間なんて長い帰省は初めてでしたが目的は3つ。
高齢で車椅子生活をしている母の様子の確認と3年前に亡くなった親父の遺品や不要品の整理。
そして毎年恒例の北門神社の例大祭(数十年ぶり)。
天気は到着初日から4日間は好天に恵まれ、その内1日は稚内では珍しく夏日を記録しましたが、残りの5日間は曇りや小雨とイマイチ。
まー、お祭りの期間は好天だったのでヨシ(笑)。
北門神社の例大祭
数十年ぶりに参加。
出店の数は170くらいが軒を並べていました、私が子供の頃は300以上でした。
おまけにサーカスや見世物小屋(死語)まであってそれはそれは賑やかで
今も記憶にあるのは、どこまでも続く出店
でも、規模は小さくてもイベントの少ない田舎では数少ない楽しみ。
大人も子供も笑顔いっぱいで、本当に楽しんでいるのがわかりました。
私も少しだけ子供の頃に戻れた時間でしたが、唯一子供の頃と違うのは・・・ビールを飲めたことですね(笑)。
押入れの中は宝の山
3年前に亡くなった親父の遺品や使っていたものの整理が全く手付かずでした。
また2階の押入れも親父が認知症になった5、6年前から全く整理しないまま。
母親がいつまで元気で色んなことが判断できるか分からないので、今のうちに「残すもの」「捨てるもの」を確認してもらいながら整理し、廃棄することにしました。
貧乏性で「なんかに使えるかもしれないから投げないで(捨てないで)とっておけ」「今は出さないで仕舞っておけ」が口癖だった親父。
私自身、久しぶりに見た押入れの中は物や空箱がぎっしり。
特に多かったのが
新品の贈答品
結婚式などの引き出物やお店などから貰ったちょっとした物が未使用状態で多数。
その多くは食器類やキッチン雑貨なので、「私が使おうかな」ともならず(涙)。
おまけに新品で箱から出してもいない家電調理器具が2つ。
ダメ押しは40年くらい前に母親が買った(こちらも未使用)編み機!
もう唖然とするしかなく、思わず心の中で叫んじゃいました。
親父!今は捨てるにも金が掛かるんだぞ〜!
と。
これらの品をどうするかは悩んでいますが、捨てるのも大変ですしもったいない(親父と一緒だ!)ので欲しい人に無料であげようかなと。
親父に仕掛けられた爆弾(笑)
そんな作業をしている中、アルバムなどが入った箱を発見。
その箱の中にあったのが、コンビニ袋に無造作に入れられた
見たことのない大量の白黒写真
母親に聞いても「いやぁ、どこにあったのさ?初めて見たわ」と怪訝顔。
入っていた写真は母親や親父、そしてそれぞれの姉や兄の若い頃のものが多かったのですが、全く存じない方のものも多数(笑)。
母親に「この人知っている?」と聞いても「知らない・・・」と。
たぶん親父が自分で持っていたものはもちろん、遥か昔に親戚などから貰ったものを纏めて保管していたのかなと。
で、存じない方々は親父の漁船員仲間だったと推測。
親父も母親も昔のことは積極的に話さないので、見つけたときにはちょっと嬉しくなってしまいました。
母親が若い頃の1枚を見てポツリと「これはお祭りだからって、買ったワンピースだったんだよね」と言いましたが、幼い頃に両親を亡くして苦労してきた母親にもそんな時代があったんだなぁと。
ノスタルジックなひとときはあっという間
普段、食事も一人の母親は「人と喋りながら食べるのは久しぶり」と喜んでくれたし、親戚とも色々と話ができて楽しい毎日でした。
ちなみにこの写真は押入れで発見したアルバムにあったもので、私と親戚のお姉さん(母親のいとこ)。
このお姉さんは今も元気に実家の二軒先に住んでいて、頻繁に私の母親の面倒を見てくれています。
私が生まれた時から今日まで姉のような存在であり、本当に感謝しかありません(涙)。
それにしても今頃、親父があの世でタバコを吹かしながら
色々出てきてびっくりしたべ
って笑ってそう(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿