最近、Blogネタもないので今更ながらですが、今年のグラミー賞について。
今年のグラミー賞は、直前にホイットニーの悲劇もあり、例年の華やかさが少し陰を潜めてましたね。
いつもは多くのトリビュートや意外な人たちのコラボなんかも多いのですが、今年は病と闘っているカントリー・シンガーのグレン・キャンベルのトリビュートやビーチボーイズの再結成、あとはポール・マッカートニーのパフォーマンス。
正直、個人的にはイマイチでした。
賞自体は前評判どおり、主要部門はAdele、ロック部門はFoo Fightersが占めました。
それにしても、「アデル・ナイト」とも言うべき授賞式だったですね。
授賞式でのパフォーマンスも鳥肌ものでした(涙)。
いつまでも終わらないスタンディング・オベーション!
特に観客席にいるトップ・アーティスト達の表情(驚)。
それにしても、アメリカ、ヨーロッパでは爆発的に売れているアデルですが、日本では何故かそれほどヒットしていないようです。
アデルの魅力はその歌唱力はもちろんですが、本人が実体験を基に書いている「詞」。
母国イギリスでのコンサートでは、詞に共感した女性達が一緒に唄うそうです。
WOWOWの生中継を(録画して)見ていたのですが、ゲストのパティー・オースティンが「彼女の詞には意味がある!」と言ってました。
このコメントって凄く意味が深く、当たり前のようで実は難しいことなんですよね。
その詞を(簡単に)解釈できない人が多い日本では、言葉が壁になっているんですかねー・・・。
逆にレディー・ガガのように見た目で分かり易いアーティストはウケる。んー。
それにしても何度聞いてもイイです!凄いです!Adeleです!
あと、驚いたのは「功労賞」。
以前のエントリーで紹介したGil Scott Heronが受賞しました。
日本ではそれほど知名度はありませんが、アメリカでは重要なアイコンだったんですね。
残念ながら授賞式に出ることは叶わなかったですが、天国からあの穏やかな笑顔で見ていたのでは(笑)。
受賞を祝って、私の好きな曲を紹介します。
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