2011年9月27日火曜日

九段下の熱い夜

今日、九段下の日本武道館でTOTOのコンサートが行われ、たった今帰ってきました。
そもそもは5月に行われる予定でしたが、震災の影響で延期になり今日となった訳です。

会場の多くの人はロック好き、TOTOファンの中高年(私もその一人です)で、席もほぼ満員でした。
見てると会社帰りと思われる人も多く、開演ぎりぎりに駆け込む人も。

実はTOTO自体は既に解散を宣言しているのですが、メンバーであるスティーブ・ポーカロの兄で元メンバーのマイク・ポーカロの難病治療支援が目的で、今回特別に来日コンサートが行われました。

そういう意味でも、今後TOTOのコンサートが行われる可能性は非常に小さくて、貴重な一夜となった訳です。

ルーク(スティーブ・ルカサー)の恐ろしいくらいなギター・プレイ。
サイモン・フィリップスの超絶ドラミング(私がドラムの重要さを知ったのは、実は30年前に見た彼のプレーからでした)。
歌って踊るネイザン・イーストのベース・プレイ(言うまでもなく腕前は超超一流)。
Mr.TOTOとも言うべきデビット・ペイチのアーティスティックなキーボード・プレイ。
そして、ある意味今回の主役であるスティーブ・ポーカロのキーボード・プレイ。
TOTOの歴代ボーカリストの中でも、非常に人気の高かったジョセフ・ウィリアムス。

コンサートとしては、非常に良く練られていて、あっという間の2時間でした。

武道館から駅までの帰り道、ゾロゾロと歩いていたのですが、周りにいた人たちも口々に「良いコンサートだった!」、「今晩寝られない」などと言ってました(笑)。

高校生の時に北海道の田舎で、FMラジオから流れて来る「Hold The Line」を聞いていた自分が、30年以上経ってライブで聞けるなんて・・・また泣きそうです(涙)。
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